英語のやる気が無い子供が多い理由とは?親の介入が及ぼす悪影響

このサイトでは主に幼児向けの英語教材のおすすめ等を紹介しておりますが、
同時に子供への英語教育に関して様々な角度からサポートになれる情報も発信しております。

そんな中、親御さんの悩みとして多いのは、
親の想いとは裏腹に子供は英語を勉強してくれないという悩みです。

親としては、親切心と愛情から子供の将来のためにも英語を身に付けさせてあげたいと思っています。

しかしながら、そんな切なる想いは叶わず子供は英語はそっちのけでゲームやおもちゃ等で遊ぶ事しかしないのです。

中には、最初はやる気があったのにどんどんやる気が無くなり、しまいには英語をしなくなってしまったという例も多々あります。

子供のやる気スイッチは一体どこにあるのでしょうか?
なぜ子供は英語に対するやる気をすぐに無くしてしまうのでしょうか?

この記事では子供の英語へのやる気アップの方法について解説をします。

子供が英語のやる気を無くすのは英語を楽しいと思っていないから。

人間という生き物は、楽しい事は放って置いてもどんどんします。

それは子供に限らず大人もそうです。
子供は、ゲームや漫画やアニメはほって置いてものめり込んで行きますよね?
それは子供が楽しいと思っているからです。

逆に、モチベーションの湧かない事というのは、楽しいと思えない事です。

日常生活の中で楽しくないなー、と思うことを想像してみて下さい。
その事柄を今すぐやりたい!などと熱望しましたか?または熱望出来ますか?
難しいですよね?

それと同じ事が英語の学習においても起こっているのです。

英語の学習に対して興味関心を起こさない子供に共通することは、英語を楽しいと思っていないという事です。
やる気の無い子供達は、「英語」と聞いてまず思い浮かべる事は「勉強」で、「勉強」と聞いて思い浮かぶ事は「つまらない、退屈、苦手、プレッシャー」といったネガティブなイメージです。

そのような状態にあっては、英語を楽しいと思えない事は容易に想像出来ます。

なぜ英語を楽しいと思えないのか?やる気が出ない理由とは?

先程述べたように、やる気の無い子供はその成長過程で「英語」=「勉強」=「つまらない」といったネガティブな連想をするよになってしまっています。

その原因としてはまず英語を学ぶ事それ自体が目的となってしまっているという事があります。
人間は何事をするにしても、その目的が明確でありかつ自分にとってメリットがあるなどの意義を感じないとモチベーションを感じる事は出来ません。
この事はそっくりそのまま子供にも当てはまるのです。

子供は「なぜ今英語を学ぶのか?なぜ今英語を学ぶ必要があるのか?英語を学ぶとどういうメリットがあるのか?」という質問に答えられずにいます。

つまり、英語を学ぶという事に対して心からの納得をしていないのです。

気づいたら英語を勉強させられていた、というのが本音なのではないでしょうか。

そんな状態では英語に対してやる気が湧かないという子供側の主張はもっともなものです。

子供は本来何事にも積極的な興味関心を示す。

子供は、本来何事にも積極的な興味関心を示します。
その上で吟味を重ね、自分にとってなにが一番興味があるのかという事を明らかにしていきます。

もちろん、最初は英語にも興味を示したはずです。

しかし、その興味は長続きしなかったのです。

子供は、英語を学ぶという事よりも、もっとエキサイティングでワクワクするような対象を見つけていて、自分の集中力を最大限その対象に注ぎ込みたいという欲求があるのです。

強制される事にやる気が湧かないのは大人も子供も一緒。逆にやってはいけないと強制されると、やりたくなってしまう。

誰かに強制される事というのは、たとえそれが元々自分にとって楽しい事であっても好まれる事ではありません。逆にその事は子供にとっても同じです。

逆に、やってはいけないと強制されると、今度は無性にやりたくなってしまうというのも人間の不思議な特性です。

例えば、多くの子供は、ゲームや漫画、アニメといった娯楽に対して異常なまでの執着を示す事が多くその事に親の多くは頭を悩ませています。
それは、親がやってはいけないと強制しようとするから逆に無性にやりたくなってしまっているのです。

英語を子供に教育するにあたって、子供の自主性を尊重せず、親視点から子供に対して英語の学習を強制するような状況になっていないかここで今一度見つめなおしてみる必要があります。

「自分は、自ら目的意識をもって進んで英語を学習しているんだ」といった自己認識が子供側にないと、英語に対するモチベーションは日が経つにつれてしぼんでいってしまします。

子供のやる気が失われたのは親の介入が原因である事が多い。

親は子供を想う気持ちから良かれと思ってしている事でも、実は子供側からしたら意味も分からずある日突然強制されるようになったと感じているかもしれません。

親切心と愛情があるがゆえに、その子供側の気持ちに気付かずに子供への強制がエスカレートしてしまい、結果的に親子間の関係も不仲になっていってしまうというのは悲劇です。

子供は誰でも親の期待に応えようとします。褒められたら嬉しいからです。

しかし、だからこそ親の期待に応えられず、叱られたりすると激しく落ち込みます。

親は激励のつもりで叱ったりしても、子供としえてゃ「認められなかった」「否定された」「喜んでもらえなかった」と言ったように、親が思っている以上に繊細に傷つき自信を失ってしまうのです。

モチベーションの源泉は自信。親は子供の自信を奪ってしまってはいないだろうか。

モチベーションの源泉は「自信」です。
大きな事を成し遂げるためには「根拠のない自信が大事」とは良く言われる事です。
とにかくやる気を出さない事には達成する事は難しいでしょう。
そのためにも、「自信」を持つことが大事なのです。

自信というのは、行動の蓄積の中で徐々に形成されていくものです。

英語の正しい発音が出来て先生に褒めてもらえた。
英単語を覚えてものの名前を英語で言えるようになった。
英語ではなす事ができるようになって、海外に友達ができて楽しかった。

このように、努力とその努力に対するポジティブなフィードバックの連鎖の中で「自信」というのは培われていきます。

しかし、こうした努力とポジティブなフィードバックの連鎖の中で親がネガティブなフィードバックを与える役割を果たしてしまうと、たちまちに子供の英語に対する自信は壊されてしまいます。

子供にとって親の影響力の大きさは圧倒的であるがゆえに、一撃で自信を失うという事も容易に起こりうる事なのです。

子供の英語のやる気が無いのは英語に対する観念に問題があるから

観念とは、物事に対する主観的な見方のことです。

英語のやる気を失ってしまっている子供は、英語に対してネガティブな観念をもっています。

子供とは本来何事にも積極的に興味を示し取り入れていこうとします。

そしてそこからうまくポジティブなフィードバックのループが繰り返されれば理想的な「自信」とポジティブな「観念」が形成されるのです。

しかしながら、そのプロセスの過程で親が英語の勉強を強制するであったり、叱ったりといったネガティブなフィードバックをあたえてしまうと、 たちまちに肝心の「自信」が失われかねません。

子供への愛情がゆえに必死になってしまうという気持ちはとても分かります。

そしてその切なる気持ちゆえに子供の可能性を逆に削ぐ結果になってしまっている事はまさに悲劇です。

そうならないためにも、親は子供のことをよくよく観察してあげて下さい。

「うちの子はどういう事に興味があるのかな?」
「うちの子が英語を好きになってくれるためにお手伝い出来ることはないかな?」

といった姿勢が大切です。

子供の意志を最大限に尊重し、親の都合を押し付けず、英語に対する子供の「自信」と「観念」を正しくポジティブなものへと導いてあげる事が大切なのです。

まとめ

以上いかがでしたでしょうか。

主に子供の英語へのやる気アップの方法をご紹介してきました。

このサイトでは子供の英語教育を頑張るパパママ応援メディアとして、

英語教育に役立つことを色々な観点からご紹介しておりますので、
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