最近は、子供への英語教育熱が世の中でさらに広がってきているように感じます。
しかし、そんな世間の後押しも受けて、うちの子にも英語の教育を始めたいと思うものの、
いったい何から手を付けたらいいのかわからない、、、
という方も多いのではないでしょうか。
このサイトでは、幼児向け英語教材のオススメ紹介サイトとして、
色々な切り口でお子さんに合った英語教材をご紹介させて頂いておりますが、
それ以外にも、子供の英語教育に役立つようなアイデアやノウハウなども多数発信しております。
そこでこの記事では、
そんな一体何から手を付ければいいのかが分からないという親御さんを対象に、
英語CDの聞き流しから始める
という方法をご紹介します♪
そして、なぜ英語CDのかけ流しが良いのか、
その具体的な方法からおすすめのCD題材、
さらには注意ポイントまで網羅的に紹介します!
この記事の内容
子供の英語教育にはCDの活用がおすすめ!
なぜ子供の英語教育においては、まず初めにCDでの音声のかけ流しから始めると良いのでしょうか。
それは、英語で英語を理解する「英語脳」を育てるためには、音声から入るのが一番効率的だからです。
使える英語を身に着けるためには、ほとんどの日本人が陥ってしまっているような、
いったん日本語に変換してから理解するといった「日本語脳」での英語理解ではなく、
入ってくる英語を頭からそのまま理解していくような「英語脳」を構築する必要があるのです。
そして、「使える英語」が習得されるまでの理想的なアプローチとしては、
聞き流し
↓
音読
↓
英文読解
↓
英語での発表
↓
英語での質疑応答
↓
英文法の正しい理解
↓
使える英語の習得
というような順番がよく参考にされます。
この順番を見てもわかるように、英語の学習アプローチにおいては、英語の聞き流しによる音声からの学習が、
英語能力の一番の土台となる部分となっていくのです。
CDを使った英語教育の具体的な方法。
さっそく、おすすめの英語CDの紹介へと移りたいところではありますが、
その前に、CDを使った英語教育の方法をお伝えします。
その方法というのは、
毎日15分だけ、英語のCDを聞くようにする。
これだけです。
そして、小学生にあがるまでは、約半年間、毎日同じCDをかけ流すのが良いでしょう。
一見、同じ内容を繰り替えしているだけでは子供は飽きてしまうのではないかと思いがちですが、
むしろ子供は繰り返しが好きですので新鮮味などは特に気にすることはありません。
そして、同じ表現を繰り返し聞くことで、記憶の深いところにまで英語の感覚をしみこませることが出来るのです。
「え?こんな簡単な方法でいいの?」
と思われる方もいいかと思います。
しかし、これくらい簡単なくらいでないと、なかなか継続することは難しいですし、
あんまり複雑な内容だと、子供が拒絶する可能性のほうが高くなってしまい本末転倒です。
英語に限らず、言語の習得における一番のキーポイントは「継続」です。
毎日15分だけでいいので、継続して英語を耳にいれる習慣を持たせると、あとあと本格的に英語の学習を始めるときに聞いてきます。
どのような内容のCD教材が良いのか。
それでは、いったいどのような英語のCDをかけ流すのが良いのでしょうか。
日常の習慣の中でかけ流す英語CDを選ぶにあたってのポイントとしては、
- くだけた表現ではなく、しっかりとした英文になっている事
- 難しすぎず、早すぎず、長すぎず、子供のレベルに合っている事
- 理解できるとドンドン楽しめるように、内容として面白い事
という事が挙げられます。
おすすめの英語CD教材の紹介
やさしい英語で読む 世界のおとぎ話(音読CD付き)
「北風と太陽」や「裸の王様」など世界のおとぎ話20話を英語で読むことができます。
やさしい英語で読む 世界の爆笑物語(音読CD付き)
こちらの本では、おもしろい小話が25話収録されています。1つの物語は100語前後のちょうどよい長さで、さらにオールカラーのイラストで視覚的にも楽しめます。
やさしい英語で読む グリム童話(音読CD付き)
誰もが知っているお話を含め15のグリム童話が収録されています。15つの物語は400語前後のボリュームで長さ的にも問題ありません。
やさしい英語で読む イソップ物語(音読CD付き)
誰もが知っているお話を含め20のイソップ物語が収録されています。1つの物語は200語前後でストレスなく聞き取れる長さでしょう。
やさしい英語で読む アンデルセン童話(音読CD付き)
誰もが知っているお話を含め10話のアンデルセン童話が収録されています。
以上5つ、
「世界のおとぎ話」
「世界の爆笑物語」
「グリム童話」
「イソップ物語」
「アンデルセン童話」
と紹介しましたが、このように英語が身につくだけではなく、
子供の感性までも養ってくれるような良質な内容のものを選んであげるとよいでしょう。
英語のCDをかけ流すときの注意点
以上、子供の英語教育の初期段階では、
CDを1日15分だけ継続的にかけ流すという取り組みが効果的であるという理由と、
その具体的な方法やおすすめ教材を紹介してきましたが、
注意点もあります。
それは以下のような事です。
- 長時間のかけ流しは、子供にとって負担で日本語の習熟に悪影響なので避ける。
- わざわざ英語のCDを聞いているという努力を感じさせない工夫が必要。
- 子供が聞くのを拒否し始めたらやめるべき。
- すぐに英文を見せることはしない。
②の英語のCDをわざわざ聞いているという努力を感じさせない工夫としては、
例えば、
・子供が遊んでいる時にさりげなくかけておく。
・朝食の際、子供が来る前にあらかじめBGMとして流しておく。
・防水スピーカーでお風呂の時のBGMとして流してみる。
といったアイデアはいかがでしょうか。
とにかく、英語の勉強では、「継続」が命ですから、
子供が嫌がらないように習慣化させてみてください。
早期の英語教育では、英語CDのかけ流しがおすすめ!(まとめ)
以上、いかがでしたでしょうか。
英語教育初心者の親御さんにとっては、
とにかく毎日15分以内でいいので英語のお話をかけ流すという取り組みは、
比較的難易度も低くて取り入れやすいのではないでしょうか。
この記事で紹介した英語CDは、子供の教養面においても豊かな内容のものを紹介しました。
親としても楽しめるかと思います。
英語教育において、英語CDをかけながすといった「音声」からの英語教育は、言語習得の理想的なプロセスとしても理にかなった手法です。
是非、取り入れてみてくださいね!!
また、当サイトでは、子供の英語教育に携わる親御さんを対象に、
子供の英語教育に役立つようなアイデアやノウハウを様々な観点からご紹介しておりますので、
ご興味のある方は是非他にも色々と読んで行ってくださいね♪