アルクの幼児向け英語教材では、「エンジェルコース」と、「abcDVDボックス」と、
それら2つが合わさった「こどもえいごおまかせぱっく」があります。
その中の「エンジェルコース」は英語の掛け流し専門の教材で、
まだお腹の中に赤ちゃんがいる時から、大きくなるまで長く使える掛け流しの教材です。
これから英語教育を始めようとお考えの方の導入的な教材としてかなりオススメです。
しかし、料金も決して安い値段ではありませんし、慎重になってしまいますよね。
そこでこのページでは、そんなアルクの幼児向け英語教材のエンジェルコースの概要の紹介から、実際に使ってみている方々の口コミのまとめ、
そして実際に私が購入して体験をした感想を写真付きでご紹介します!
買うかどうか迷われている方の判断の材料になれると幸いです。
それでは早速行きましょう!♪
この記事の内容
アルクのエンジェルコースの概要紹介
アルクのエンジェルコースとは、英語教材を数多く出しているアルクが販売しているお子様向けの英語教材です。
より効果的な時期は、まだお腹の中にいる胎児の頃から、3歳までを対象としている教材となりますが、
それ以降でも英語のリスニング教材として長く使える教材です。
CD12枚に、英語の童謡や音楽などが入っており、これらを遊んでいる時などにかけ流しをします。
これを繰り返すことにより、英語を聞き取る力をつけていくのです。
価格は税込みで31,320円となっています。
アルクのエンジェルコースの特徴
それでは次にアルクのエンジェルコースの特徴面について紹介をします。
数ある幼児向けの英語教材と比べて、
どのような特徴があるのでしょうか。
特徴① 「英語の耳」を育てることに特化したCD教材。
アルクのエンジェルコースは、0歳〜3歳までのもっとも耳が発達している時期に合わせて、
より効果的に「英語の耳」を育てることに特化しているCD教材です。
他の幼児向け英語教材が、CDの他にも、おもちゃやDVD、絵本など用意している中で、
CDだけに特化して、とにかく英語の耳が育つことに注力しているのがこちらの教材になります。
CDをかけ流すだけですので、非常に簡単に英語教育を始めることができ、
英語教育初心者の親御さんにオススメな教材です。
特徴② 正しい発音を覚えることができる。
アルクのエンジェルコースのCDを毎日聞いていると、イギリス英語の周波数に慣れることになります。
イギリス英語はアメリカ英語の周波数よりもはるかに広く、正しい英語の音を自然と身に着けることになるのです。
リスニングに役立つ他、正しい発音で会話をすることができるため、ネイティブスピーカーとのコミュニケ―ションに困ることはありません。また正しい発音を覚えることにより、正しい綴りを書くことにもつながるのです。
特徴③ 文法やフレーズを覚えることができる。
アルクのエンジェルコースはCDを聞くことがメインなのですが、文法やフレーズを覚えることもできます。
遊び歌の中には、同じフレーズを何度も繰り返すことがあります。
たとえば、「Apple Pie」という曲には、「Peter likes apple pie」というフレーズがあります。
幼児の頃は何気に歌っていることでも、主語がPeterのように三人称単数であれば、動詞にはlikesのようにsをつけると自然に覚えることになるのです。
また同じ歌に「So do I」を繰り返す部分があるのですが、この曲では前の文章が「ピーはアップルパイが好き」のため、この「So do I」は「私も好きよ」となります
つまり「So do I」が来たら、相手の意見や行動に同意する時に使うことがわかるようになります。
0~3歳の間はこのことを意識することはないのですが、幼少時に覚えた歌は成長をしても覚えているものです。
そのため将来的に英語を勉強する時に活かすことができるでしょう。
特徴④ モーツァルトBGMで脳の動きを活性化させる。
アルクのエンジェルコースは、会話などのBGMを全てモーツァルトが使われています。
モーツァルトは育児・胎教用としても使われており、数々の研究により、赤ちゃんの頭に良い影響を与えるといわれています。
フランスの音声医学の権威を持っている、アフルレッド・トマティス博士は、「モーツアルトは脳の動きを活性化させる」と発表しています。
赤ちゃんを落ち着かせて、また脳を活性化させることにより、より英語が頭に入ってくると言われています。
そして、アルクのエンジェルコースは、
アルフレッド・トマティス博士の理論に基づいて制作されており、より効果的な学習効果を期待できるのです。
【公式】エンジェルコースの特徴
アルクのエンジェルコースの教材内容
それでは次に、アルクのエンジェルコースの教材内容について紹介します。
教材内容① CD12枚
1枚30分ほどの内容となっています。
CDは3つのコーナーとモーツアルトのBGMで構成されており、
それら3つのコーナーは以下のような内容になっています。
CDコーナー①・・・マザーグースと遊び歌
イギリスを中心に、英語圏内に住む子供たちが幼少の頃に歌うマザーグースなど、童謡や遊び歌を聴いたり、口ずさむことにより英語特有のリズム感を身に着けることができるコーナーです。
子供と遊べる内容となっており、一緒に遊ぶ中で自然と英語が身につきます。
CDコーナー②・・・乳幼児がいる家庭の会話
英語圏で暮らす子供たちが日常で使っている会話を聞くコーナーです。
CDで聞いたことをご家庭でも繰り返し使うことでより効果的な学習効果が期待できるでしょう。
CDコーナー③・・・名作童話の読み聞かせ
また、最後のコーナーとしてグリムやアンデルセンなどの童話が収録されています。
優しい声のナレーションで、教養として知っておきたいようなお話にも自然と触れることができます。
教材内容② 保護者向けの講座ブックレット6冊
1冊のブックレットに、CD2枚分の解説が入っています。
CDの効果的な使い方の指導などが入っており、
英語教育が初めての親御さんでも安心して取り組みことができるようになっています。
また長年CDを聞いて慣れてきた子に見せてもよいでしょう。
教材内容③ 保護者向けのコースガイド1冊
アルクのエンジェルコース全体に関する解説書が入っており、
英語が苦手な親御さんでもしっかりと英語教育を始めることができます。
アルクのエンジェルコースの口コミ評判について
以上紹介してきましたアルクのエンジェルコースですが、
実際に購入して使用している親御さんたちは一体どのような感想を述べているのでしょうか。
口コミ評判について、良い面・悪い面から見ていってみましょう。
ポジティブな口コミ
まずはポジティブな口コミから見ていってみましょう♪
【ポジティブな口コミ評判】
- 英語の発音になれるためには、聞きやすい教材です。(30代 男性)
- モーツアルトを使っているため、胎教にも使うことができる。(20代 女性)
- 1回分に童謡、会話、ストーリーなどバランスよく入っている。(40代 男性)
- アルクは英語教育に強いので安心。(20代 女性)
ネガティブな口コミ
それでは次にネガティブな口コミについて見ていって見ましょう。
【ネガティブな口コミ】
- どれだけ英語が伸びたのか効果がわかりづら。(30代 女性)
- CDを聞かせることが続けられなかった。(20代 女性)
- 聞き流しをするなら十分だけど、英語を理解するところまではいっていない。(20代 女性)
以上、ポジティブ・ネガティブの両面から、
口コミ評判について見てきましたが、
アルクのエンジェルコースはあくまでCDがメインとなっており、映像がない、効果がわかりづらいといったネガティブな口コミがあるようです。
一方で、英語を聞く耳を育てるという目的の方は、
ポジティブな口コミが多くなっています。
以上ここまで、エンジェルコースの特徴から口コミ評判のまとめを行ってきました。
それではここからは、そんなエンジェルコースを実際に購入してみた体験談を写真付きでご紹介していきます!
CD英語教材のエンジェルコースを購入してみた!
購入してから2〜3日ですぐに届きました。
購入してからすぐに届くというのはいいですね♪
届いた箱を開いてまず感じたことは、デザインの可愛らしさはもちろんのこと、
その重厚感です。
教材セットが届いたな!といった感じをバリバリ感じました。
中身を開けてみると・・・
そのドッシリとした印象でどことなくワクワクしながら開けてみると、
これまた可愛いイラストの施された冊子と、CDが入っていそうな束が目に入りました。
さあいよいよ英語のCDの掛け流しを始めるぞ!という気持ちです♪
エンジェルコースの中身の紹介
ここで一度、エンジェルコースの中身の紹介を実際の写真も交えながら行なっていきますね♪
中身は以下のようになっています。
- ガイドブック1冊
- CD12枚
- ブックレット6冊(1冊にCD2枚分の内容)
教材① ガイドブック1冊
ガイドブックには、エンジェルコースの教材の具体的な使い方の解説がされているだけでなく、
子供の英語教育に関するノウハウなども書かれていてとても役に立ちました。
オススメの使い方としては、別のCDを交互に使うのではなく、
1枚の同じCDを最低でも1ヶ月は繰り返し使い続けるのが効果的とのことです。
エンジェルコースのCD教材は、赤ちゃんがまだお腹の中にいる胎児の時から、
3〜4歳くらいまで繰り返し使う教材で、
ネイティブ並みの「英語の耳」を育てていくことを目的にしています。
教材② 掛け流し用CD12枚
そして、主役の掛け流し用CDは、CDケースに入っています。
合計12枚で、各CDは30分の長さです。
英語は、周波数帯が一番広い(日本人の大人にとっては一番聞き取りづらい)イギリス英語で話されていますが、
これは胎児〜乳幼児の時期に幅広い周波数帯の音を含むイギリス英語を聞かせることによって、
効果的に「英語の耳作り」をすることを狙いにしています。
さらに、バックグラウンドにはモーツアルトの音楽が流れており、
これはモーツアルトの曲を聞くことで「脳の働きを活性化させる」ことを狙いにしています。
教材③ ブックレット6冊
ブックレットには、掛け流し用CDの英語文章と、その和訳文章が全て掲載されています。
親御さんが、確認のために使うのもいいですし、
お子さんが大きくなって実際の英文を確認したいなどと言い出した時に、
見せると良いでしょう。
実際にガイドブックに沿って使って見た!
ガイドブックに沿って実際にCDの掛け流しを行なって見ました!
1日の掛け流しの目安は、30分〜2時間ほど。
1枚のCDの長さがちょうど30分なので、毎日1枚のCDを最初から最後までかけ流すという方法が最初のうちは良さそうです!
1枚のCDの内容は、3部構成になっており、
一部・・・マザーグースと遊び歌(歌1曲と詩1編)
二部・・・乳幼児がいる家庭の会話(1話)
三部・・・名作童話の読み聞かせ(2話)
そこで、次に1枚のCDを実際に体験してみます。
一部の「マザークースと遊び歌」はこんな感じ!
(音声は実際のCD音声の一部を抜粋しています。音量にご注意ください。)
マザーグースとは、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称で、
英語圏でいうところの子供の手短な遊び歌です。
一部では、まずこうしたマザーグースの1曲から始まり、
次に短い英語の詩が続きます。
詩と言っても、固い感じのものではなく、
赤ちゃんと一緒に身振り手振りしながら楽しめるような内容になっているのが特徴です。
一部は、リズミカルなテンポで進み、
英語特有のイントネーション、抑揚を自然と体に染み込ませることができそうでした。
二部の「乳幼児がいる家庭の会話」はこんな感じ!
(音声は実際のCD音声の一部を抜粋しています。音量にご注意ください。)
二部では、乳幼児がいる家庭を場面としたお母さんの語りかけが始まります。
実際の子育ての場面を取り扱っており、
登場人物のお母さん役のところで、実際に真似をしてあげるなどすると、
お子さんは喜んでくれそうです♪
日常でよく使うような英会話となっているので、
何度も聞くことで、実際にも使ってみることができるようになりそうです!
三部の「名作童話の読み聞かせ」はこんな感じ!
(音声は実際のCD音声の一部を抜粋しています。音量にご注意ください。)
三部では、童話の読み聞かせが2つ続きます。
ブックレットのQ&Aセッションにも説明があったのですが、
この童話の読み聞かせのフェースに入るとお子さんは黙って興味を失ったようによく見えるとのことです。
しかし、それは興味を失っているわけではなく、
英語は耳からしっかり入ってきており、
大量のインプットを続けていく中で自然と、英語の音や発音、リズム、意味などを把握していくとのことです。
エンジェルコースの童話の読み聞かせの部分は、
①音楽のように聞き、英語独特の音やリズム、周波数帯に慣れる
↓
②繰り返し出てくる短いセリフや、印象的な決まり文句などを面白がって口真似するようになる。
↓
③雰囲気や知っている言葉をキーとしながら自分なりに意味を掴む。
といった段階を経て、英語が自然と理解されていくようになっています。
実際に使ってみた感想
イギリス英語で話されているということで、意識をしてみましたが、
確かにアメリカ英語のようなテキパキと話すような口調ではなく、
イメージとしてはフランス語などに近い雰囲気の英語で、
聞き取りづらい部分によく出会いました。
これは、私がもう大人になってしまって英語の周波数に慣れていない証拠で、
こうしたイギリス英語の高い周波数に乳幼児の頃から適用しておけば、
しっかりと英語の音を区別して聞き取れるようになりそうだなと感じました。
また、モーツアルトをBGMに流される英語は、とても聞き心地がよく、
かなりリラックス効果がありそうです。
こうしたリラックスできそうなCDを毎日30分、継続して聞くことは、
子供の発育上もプラスの効果が期待できるでしょう。
また、英語のレベル感としては、簡単というよりは、
大人の私でも普通に聞き応えのある内容で、
自分がリスニングの勉強をしている気分にもなりました。
この英語を毎日お子さんと一緒に聞き流していれば、
親の方も英語力がかなり伸びると感じました。
CD教材の効果的な使い方について
以上のような幼児向け英語教材のエンジェルコースですが、
こ効果的な使い方について、私なりの意見を時期別にご紹介します。
胎児の時の効果的な使い方
くつろいでいる時などに、CDを適度な音量にして聞くと良いでしょう。
ブックレットに載っているスクリプトを読みながら、
お腹の中にいる赤ちゃんに読み聞かせを行っても良いでしょう。
0歳の時の効果的な使い方
赤ちゃんが起きている時に、CDをかけてあげると効果的です。
また、CDの遊び歌に合わせて一緒に楽しく遊んであげると良いでしょう。
1〜2歳の時の効果的な使い方
この頃から、英語CDタイムを毎日作って見ると良いでしょう。
遊んでいる時や食事中のBGMとしてかけ流すこともオススメです。
CDに登場する英語のフレーズをまねてお家で使ってみると、お子さんも真似して口にするようになりますよ♪
3歳の時の効果的な使い方
1〜2歳の時同様に、毎日継続してCDをかけていくと良いでしょう。
毎日英語を耳にすることを習慣にしていけると、しっかりとした英語の耳が育ちます。
また、エンジェルコースのCDに飽きてきたら、
もう少し上のレベルの英語教材を探して見てもよいかもしれません。
こちらの動画では、使い方・遊び方について動画で解説がしているので参考になりますよ♪
【エンジェルコースの使い方】
【エンジェルコースの遊び方】
アルクのエンジェルコースと子供との相性について
それでは次に、このエンジェルコースがオススメできるお子さんについて
私なりの意見をご紹介します。
この教材がおすすめな子供
アルクのエンジェルコースがおすすめなお子様は、保護者がお子様に英語が楽しいものだと知って欲しいと考えている方です。
英語はいきなり上手になることはありません。
まずは英語を楽しいものだと知る為のステップだと考えるべきでしょう。
また楽しく英語の発音やリズム、聞く力をつけるきっかけを作りたいと考えている方にもおすすめです。
そんなエンジェルコースがオススメなのは、
- これから英語を始めようとお考えの方
- 小さいうちに英語を聞き取れる耳を育ててあげたい方
- 少し英語を勉強していて掛け流し用のオススメ教材をお探しの方
といった方です。
エンジェルコースは、胎児から3歳が対象と書かれていますが、
リスニング用の教材としては、英語の耳を育てることを目的に作られた高品質の教材ですので、
3歳以降も継続して使えるでしょう。
エンジェルコースを詳しく解説(まとめ)
以上いかがでしたでしょうか。
エンジェルコースは、童謡の読み聞かせや音楽を中心としたCDを聞くことがメインです。
3歳まで英語を聞き取る耳を育てることが出来れば、
エンジェルコースのあとにどんな英語の勉強をしても活きてきます。
また他の勉強を始めた時でも、また引き続きエンジェルコースのCDを聞くことにより、幼児の頃に聞いた記憶がなんとなくでもよみがえってくるでしょう。
そのため、日本人が最も苦手といわれる、リスニング力をつけるための土台作りとしてエンジェルコースがおすすめです。
そしてエンジェルコースはさすがアルクが作ったというだけあって、
実際に内容としてはかなり質が高かったです。
録音されている英語も綺麗ですし、内容もしっかりしたもので、
目的である子供の英語の耳を育てるということも達成できそうです。
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