突然ですが、皆さんは「赤ちゃん・幼児向けの英語教育」と聞いて、
以下に挙げるような悩みや疑問点を思い浮かべるのではないでしょうか。
・子供がまだ赤ちゃんの時から英語の教育を始める意味はあるのか。
・幼児向けの英語教育にはどのような方法があるのか。
・幼稚園生や小学生向けの英語教育とはどのような点が異なるのか。
・幼児のうちからの英語教育にはなにか弊害はないのか。
そのような疑問や悩みを抱えているのはもっともです。
なぜならば、世の中として子供への英語教育熱が高まっているものの、
それはまだ漠然としたものにしか過ぎなくて、
一体どうしたら良いのか、という具体的な話にまでは考えが十分に及べていない、
というのが親たちの現状だからです。
そこでこの記事では、「赤ちゃん・幼児向け英語教育ことはじめ」として、
上記のような悩みや疑問点にこたえると同時に、
これから子供への英語教育をしていこうと思っている、
0歳から3歳までのお子さんをお持ちの親御さんを対象に、
- 英語教育を始めるまでに知っておくべき事前知識
- 幼児向け英語教育のポイントやコツ
- 幼児向けの英語教材の種類
- 早期英語教育にまつわるよくある誤解に関して
といった内容をご紹介していきます。
それではさっそく始めて行きましょう!
この記事の内容
幼児向けの英語教育を始める前に知っておくべき事前知識
まず、知っておくべき事前知識として、
- 日本の英語教育の現状と今後
- 求められる英語能力の変化。2技能から4技能へ。
の2点をご紹介します。
日本の英語教育の現状と今後
昨今、国として英語教育に力を入れ始めているという話はちらほらと耳にはするものの、
具体的にはどのような動きをしているのでしょうか。
まず、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、
2011年度から、小学校5年生・6年生を対象に、年間35単位時間の外国語活動の授業が必修となりました。
ちなみに、外国語活動とは簡単に説明すると、国際的なコミュニケーション能力の養成を目的に、簡単な英語でのやり取りをするような授業です。
そして、それにはとどまらず、
2020年には、この外国語活動の授業の開始時期が小学校3年生・4年生へと早まり、
代わりに小学校5年生・6年生には、より本格的な英語の授業が始まる事となっています。
日本全国レベルで本格的に実施されるのは2020年からですが、
希望する小学校などでは2018年度からもう新カリキュラムへの移行が可能となっており、
既に多くの小学校や自治体などで早期の英語教育が始まっている、
というのが現状なのです。
そして、この流れは昨今のグローバル化の後押しもあり、
今後よりいっそう強化されていくと思われており、
英語教育の開始時期もそうですが、その授業内容に関してもどんどんレベルが高まっていくでしょう。
つまり、私たちの子供時代の英語教育の状況とは、既に大きく変わっているのです。
求められる英語能力の変化。2技能から4技能へ。
開始時期だけでなく、英語のカリキュラム内容も大きく変わってきています。
要点だけを簡潔に説明しますと、
これまでの「読むこと」「聞くこと」といった2技能型の英語教育から、
これからは「読むこと」「聞くこと」「書くこと」「話すこと(発表と対話)」の4技能型の英語教育へと今後大きく変わっています。
その背景としては、これまでのような英文法重視で英単語を詰め込むような英語教育では、
現代のグローバルな社会において、コミュニケーションツールとしての英語能力の養成ができなかったという反省があります。
そこには、英語は国際的なコミュニケーションツールであるという認識が念頭にあります。
今後は、実際に使ってしゃべれるような能力の獲得につながる、英語教育の内容へとなっていくのです。
そのため、教育者である親側としては、
自分たちが子供の時に求められていた英語能力とは異質の能力が、
これからの子供には求められているという理解が必要になるのです。
【知っておくべき事前知識とは?】
- 国として英語教育に力を入れており、今後その傾向はより一層強まる。
- 求められる英語能力が、今後はより実践的なものとなるため対策が必要。
子供への早期英語教育の必要性について
上記のように、これからの日本では、小学校3年生から本格的に英語の教育が必修化されていくのですが、
その以前の段階である幼児期からの早期の英語教育の必要性に関してはどうでしょうか。
もちろん、小学校からの英語教育でも将来的に十分な英語スキルを身に着けることは可能です。
しかし、幼児期など早期に英語の教育をはじめる事には一定のメリットがあると私は考えておりますので、その必要性をここで追記いたします。
英語の習得には時間がかなりかかるから、開始時期は早いほうがいい。
まず、日本語と英語は、音の数から周波数、さらに文法構造までと異なる点がとても多く、
両方を身に着けるためにはとても時間がかかることが知られています。
実際、アメリカの一流大学に通う英語ネイティブの学生を対象に行った研究によると、
英語ネイティブの学生が新たにドイツ語など比較的英語に近い言語を日常会話レベルにまで身に着けるのにかかった時間の約6倍もの時間が、日本語の会話レベルの習得にはかかったのです。
このように、英語と日本語とではその性質の違いから、両方を習得するにはかなりの時間が必要とされます。
そのため、日本人が社会に出るまでに十分な英語コミュニケーションスキルを習得するためには、英語の勉強の開始時期を早くする分に越したことはないのです。
異文化理解の下地作りとして英語教育は効果絶大。
さらに、今後グローバル化やインターネットの影響で世界はこれまでよりもかなり小さなものとなり、異文化との接触機会も増えてくるでしょう。
そうした将来を踏まえると、子供には早期から異文化への理解の下地を作っておいてあげることが、大切になってくるでしょう。
その点で、幼少期から英語を学ぶというのは、効果絶大です。
なぜならば、英語を学ぶというのは、言語には日本語以外にもあるのだという認識を当たり前のものにでき、
その認識が、世界には日本以外にもたくさんあり、日本での出来事がすべてなのでは決してないという、理解の獲得につながるからです。
一見当たり前の事に思えるかもしれませんが、日本人のほとんどが、日本人以外は全員「外国人」と認識しているように、異文化理解が苦手な人種が日本人です。
その意味でも、早期から異文化理解の観点を子供に提供してあげることは、子供の将来の発展にとってかなり効果的と言えるのです。
「英語」という科目への自信が勉強全般への自信につながる。
また、英語はその本質が「コミュニケーションツール」という点にあるにも関わらず、
小学校では、算数や国語・理科・社会、
また中学校・高校へと進むと、数学・物理・科学・国語・歴史
といったようなほかの教科とも並列に評価されます。
そのため、もし子供が「英語」という科目への苦手意識をもってしまうと、
そのことはそのまま「自分は勉強が苦手」という認識につながりやすく、
勉強全般への自信喪失へとつながりかねません。
しかし、このことは逆に、「英語」の成績がよく得意になれれば、
そのことはそのまま「自分は勉強が得意」という認識につながりやすく、
勉強全般への自信の獲得へと、相乗的な効果が見込めるのです。
この観点からも、周りの子供たちと「よーいどん」の合図で一斉に英語の勉強を始めるのではなく、
すこしフライングして英語の勉強を始めておくと、
学校で英語の授業が始まるころには英語が回りの子供よりできるという状況を作ることが出来ます。
このことが、子供の幼少期の小さな成功体験の一つになることは言うまでもないでしょう。
【早期英語教育の必要性とは?】
- 日本人が英語を習得するには時間がかかるから学習の開始時期は早いほうがいい。
- 英語の勉強は、子供の異文化理解能力の下地作りに効果絶大!
- 英語ができると勉強全般への自信につながり、成績優秀な子供に育つ。
0歳から3歳までの英語教育のポイント・コツとは
以上までで、早期に英語教育をはじめることの意義について、多様な観点から理解をして頂けたかと思います。
さっそく、子供への英語教育を!
と、思われている親御さんもいらっしゃるかと思いますが、
やはり何事にもポイントやコツというものはあります。
それでは、赤ちゃん・幼児向けの英語教育においては、
どのようなポイントを押さえ、またどのようなコツでもって取り組めば効果的なのでしょうか。
0歳から3歳までは「耳の黄金期」
親から見れば、等しく幼い子供と一括りにされてしまいがちですが、
実は、時期によって子供の脳内で起こっていることは大きく異なります。
そして、幼児期、つまり子供が0歳から3歳までは、子供の「耳」がとても発達している時期です。
子供はこの時期に、周りの音を偏りなくかきあつめ、3歳以降からはそれまでに聞き集めた音を優先的に聞き取るようになります。
つまり、3歳までは、英語の音だろうと、日本語の音だろうと区別なく聞き取っているものの、
3歳以降になると、日本語の音を優先的に聞き取るようになり、次第に英語の音を認識しずらくなっていってしまいます。
そのため、子供がまだ0歳から2歳までの時期は、「耳の黄金期」というにふさわしく、
「英語の耳」を養うにはもってこいの時期なのです。
幼児期の英語教育では、「英語の耳」の下地作りこそ、取り組むべき事
上のように、子供の耳が、分け隔てなくあらゆる音を聞き取ることのできるこの時期には、
「英語の耳」の下地作りにつながるような英語教育が好ましいといえるでしょう。
具体的には、
- 英語のCDを毎日少しでいいので聞かせて、英語の音の種類や周波数に慣れさせておく。
- 英語の絵本をお母さんが読み聞かせてあげて、英語の音のリズムやイントネーションに慣れさせておく。
- 英語の動画などの映像をたまに見せてあげて、英語の音に慣れさせておく。
といった取り組みが、まさに幼児向け英語教育の「コツ」です。
この時期は、特に英語を話す練習をしたり、英語のボキャブラリーを増やすような取り組みに力を入れる必要はありません。
そのような学習は、もう少し母語の発達と、論理的思考能力の発達を待ってからが好ましいです。
むしろ、「耳の黄金期」はこの時期を逃すともう来ないので、
この時期だからこそできる取り組み、
つまり、「英語の耳」の下地を作ってあげる取り組み
がオススメなのです。
【0歳から3歳までの英語教育のポイント】
- 「耳の黄金期」の特性を生かして、「英語の耳」の下地つくりこそするべき事。
- 英語で話したり、英語のボキャブラリー作りは後回しで良い。
幼児向け英語教材の種類にはどのようなものがある?
それでは次に、
赤ちゃん・幼児向けに使えるオススメの英語教材には
例えばどのようなものがあるのかについて見ていきましょう!
幼児向けの英語の絵本
子供というのは、お母さんに絵本を読んでもらうのが大好きです。
絵本の内容の意味が分からなくても、お母さんに読んでもらうという事自体がうれしいですし、カラフルな絵やキャラは見るだけで楽しそうにしてくれます。
そして英語の絵本は、赤ちゃん・幼児の「英語の耳」を育てるのにもってこいです。
英語の発音が下手でもいいので、一生懸命読んであげましょう。
もしどうしても自信がないようでしたら、絵本名でYoutube検索すると、
英語ネイティブによるその絵本の読み聞かせ動画が大体ありますので、
そういった動画を活用して読み聞かせるのもおすすめです。
以下に数点、赤ちゃんにオススメの英語の絵本をいくつか紹介します。
英語の絵本おすすめ① Excuse Me!!
ほとんど、絵だけの絵本で、英語のセリフはほとんどありません。
しかし、赤ちゃん向けにはこのくらいの絵本がちょうどよいでしょう。
このシリーズは、英語の基本中の基本の簡単な表現を、かわいいキャラとイラストでシンプルに学べるシリーズで、初期の英語教育教材にはもってこいです。
おすすめの読み聞かせ動画はこちら!↓↓
英語の絵本おすすめ② Yummy Yucky &
こちらのシリーズの絵本も、ほとんどセリフがなく、かわいいキャラとカラフルなイラストでいっぱいの英語です。
簡単な表現を何度も何度も繰り返し見ることができるので、英語教材としても優秀です。
この2冊の読み聞かせ動画でおすすめのものはこちら!↓↓
幼児向けの英語のCD
英語のCDのおすすめの使い方は、お家の中で、一日15分程度でいいので、
継続的に流し続ける事です。
これまでも述べてきた通り0歳から3歳までは、「耳の黄金期」
この時期に、継続的に英語の音に慣れされることは、「英語の耳」を育てるうえで有効です。
英語のCD おすすめ① アルクの子供英語 エンジェルコース
英語教育でおなじみのアルクの高品質な0歳から3歳向けの英語教材です。
CD教材からなっており、聞き流すだけで自然と英語の音を拾えるようになる工夫がされています。
商品ページはこちら
英語のCD おすすめ② 頭のいい子が育つ英語のうた45選
アマゾンでも高評価の多いこちらのCDは、子供向けのかけ流しソングとしておすすめです。
ュージカルの超有名曲や、ずっと歌い継がれてきた海外童謡が収録されているほか、
イメージを膨らませる素敵なイラストと短い文章を掲載されており、読み聞かせとしても活用できます。
英語を学べるおもちゃ
子供はおもちゃが大好きです。
幼少期から、「英語xおもちゃ」で遊ばせておくことは、
「英語=楽しいこと」
といったイメージを子供に持たせることが出来るという点でおすすめです。
「これで英語が本当に身につくのかな?」
といった観点からではなく、
「これで英語を楽しいと思えるかな?」
といった観点からの商品選びが良いでしょう。
英語のおもちゃ おすすめ① 英語のアルファベット
このおもちゃをそのまま渡しても、楽しめるかどうかは子供によるので、
このおもちゃをつかって、なにか楽しいことを親がしてあげるなどの工夫がおすすめです。
英語のおもちゃ おすすめ② バイリンガル・ラーニングボックス
ABCの歌を歌ったり、数字を日本語読み・英語読みしたりと、遊びながら英語に触れることができるおもちゃです。
ちょっと大きくなったときに、そういえばあのおもちゃが話していた事は英語だったのだなと、思えるだけで、英語の入りとしてはかなり良いでしょう。
早期英語教育に関する誤解に関して
最後に、早期英語教育に関する誤解に関して私なりの意見を述べておきます。
誤解① 早期に教育してもバイリンガルになるのは無理
そもそもバイリンガルとはいったいどのような人の事を指すのでしょうか。
おそらく、日本人でバイリンガルというと、一般には日本語も英語もしっかりと使いこなすことが出来ている人といったイメージでしょうか。
それでは、「しっかり使いこなす」とはどういう事を指しているのでしょうか。
この、「しっかり使いこなす」という言語運用能力に関して、多くの日本人が極端なイメージを持っているようです。
目指すべき日本人のバイリンガル像を、もっと明確にすると、
「日本語はもちろん、英語もコミュニケーションツールとして過不足なく使うことができる。」
というのが正しい認識でしょう。
つまり、コミュニケーションツールとして英語を使えるようになれば、それば十分立派なバイリンガルと言ってよいです。
なぜならば、言語にはコミュニケーションツール以上の役割はそもそも無いからです。
そのため、バイリンガルになるのは無理、というのは英語をコミュニケーションツールとして使えるようになるのは無理、と言っているに等しいです。
「英語」という言語への誤った理解がそこにはあるとしか思えません。
親としては、バイリンガルになれるかどうか、という発想から、
早期教育を通じて、はやくから子供に英語を使ったコミュニケーションをできるようにしてあげるという発想が本来あるべき姿です。
誤解② 早期の英語教育は母語の習得に悪影響
次によくある誤解としては、「早期の英語教育が母語の習得に悪影響を与える」というものです。
これに関しては、もう「極論」をあたかも一般論かのように論じているようにしか思えません。
英語を公用語(母語と近い頻度で使われる言語)として採用している国において、公用語である英語が母語の習得に悪影響を与えるというのならまだわかるにしても、
日常生活にほとんど「英語」がない日本において、英語の存在が母語である日本語の習得に悪影響を与えるというのはほぼあり得ません。
もしあり得るとしたら、日本にいながら人工的に朝から夜までずっと英語しか聞けない、話せない、といった環境を作って、その中で子供を育てるといった事をした場合だけでしょう。
このブログで紹介しているような、また一般のご家庭が考える幼児への英語教育は、
家で英語のCDをかけたり、週末に幼児向け英会話教室に通わせたり、夜に英語の絵本の読み聞かせをしてあげる、といったレベルのものです。
そういったレベルの英語教育で、日本語の習得に悪影響が出るということはまずありませんし、コミュニケーションツールとしての英語能力の早期育成という観点からは、まさにそういたレベルの英語教育で十分なのです。
誤解③ 親が英語が苦手だと子供に英語を教えられない
これもよくある誤解として、相談を受けます。
簡潔に申し上げますと、日本において、親の英語能力が低いからといって英語教育ができないなどという事はありません。
英語が公用語として使われている国などでは、親の世代は英語を全く使えなくても子供は英語をペラペラに話せているように、親が英語をできないからといって子供もできないなどという事はないのです。
もし、自分の英語能力に自信がなくても、このブログで書かれているような、
正しい英語教育の姿勢と、正しい英語教育のコンテンツを子供に「正しく」提供していってあげれば、
十分に子供時代から英語のコミュニケーションスキルを身に着けることは可能です。
むしろあるべき姿としては、親も、子供といっしょに楽しみながら英語を学ぼうとする姿勢ではないでしょうか。
子供が大きくなってきたら、学校や英語教室で学んできた事などを親が逆に教えてもらうような会話が家庭でできると、子供の英語スキルもどんどん伸びていくこと間違いなしです。
【英語教育に対する正しい理解】
- コミュニケーションツールとしての英語を身に着けることは日本にいても十分に可能。
- 早期の英語教育が日本語の習得に悪影響を与えるということはほとんどあり得ない。あり得るとしてもそれは極端な場合のみ。
- 親が英語をできなくても、子供が英語を話せるようにすることは十分に可能
赤ちゃん・幼児の英語教育ことはじめ
この記事では、
- 英語教育を始めるにあたっての事前知識として国の英語教育事情
- 子供への英語教育の今後の必要性
- 幼児向け英語教育のポイントやコツ
- 0歳から3歳くらいまでの子供におすすめの教材の種類と例
- 早期の英語教育に関する誤解と、正しい理解
といった事に関して、
「赤ちゃん・幼児の英語教育ことはじめ」
として解説してきました。
この記事の内容を押さえておけば、早期の英語教育で間違えることはまずないと思います。
英語はこれから日本だけでなく、世界レベルで必須のコミュニケーションツールとなることはほぼ間違いないでしょう。
子供の将来の可能性を最大化してあげるためにも、幼児期から英語に接する習慣を作っておいてあげることは、
幼稚園・小学生・中学生と年齢を重ねていくにつれ大きな差となって現れてきます。
是非、英語教育を始めてみてくださいね♪
最後に
以上いかがでしたでしょうか。
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