赤ちゃんの時から英語の絵本の読み聞かせを始めたいという教育熱心な親御さんが増えていますね。
このサイトでは様々な角度からオススメの幼児英語教材のご紹介をしておりますが、
英語の絵本を取り入れるというのもとても効果的な英語教育方法です!
しかし、いざ本屋やネットショップを検索しても、数がありすぎて選べないという悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
子供向けと言えども、値段も比較的高いものばかりなので厳選して選びたいですよね。
そこでこの記事では、主に赤ちゃん・幼稚園生向けまでの子供を対象にした、英語の絵本の選び方から、オススメの定番10選を5つの切り口から紹介します!
どれも、amazonでの評価も最高クラスの一品で、ド定番ながらもハズレのないものばかりです。
この記事の内容
子供向けの英語絵本の選び方のポイント
特に幼少期の子供向けに英語の絵本を選ぶ際には下記の項目に着眼して選んであげると失敗がありません。
- 子供が乱暴に扱っても大丈夫なボードブックである事
- 絵がハッキリ、カラフル、言葉数は少なめ
- 同じような表現の繰り返しでリズミカル
- 言葉のチョイスが日常シーンで使える
- 子供の基礎的な語彙力を高めるのに役立つような単語のチョイス
- 一冊読み終わるのに数分程度(集中力は続いて数分程度)
必ずしも、これら全てを満たす必要はありませんが、上記の点を複数満たすような絵本が幼少期の子供向けの英語教材としては優れています。
英語のレベルとしては小学校低学年の子供にとっても適切としても、ストーリー展開が単調すぎたり、絵や色使いが幼稚すぎたりすると子供が興味を示さない場合があります。
そうならないためにも、「うちの子はどのくらいの絵本に興味を示すかな」と試行錯誤しながら絵本選びをしてあげるといいでしょう。
日常でよく使う決まり表現も一緒に学べる絵本
Excuse Me! -マナーも一緒に学べる英語の絵本-
「ありがとう!」「お願いします!」「すいません。」などの日常表現がたくさん使われています。
そのため、この絵本で学んだ表現を子供が自然と使うようになるでしょう。
また、フリップをめくると登場キャラの発言が見えるという仕掛けになっており、子供も楽しんでのめり込んでくれます。
思わずゲップをしてしまって気まずい場面や、兄弟姉妹のおもちゃを壊してしまって、すまない気分になっている場面など、子供としても共感の持てる場面が、表現豊かな絵で語られていて、子供としても親しみのある内容の一冊です。
Yummy Yucky! 可愛い赤ちゃんキャラと「おいしい!」「まずい!」
「Yummy!! 美味しい!!」「Yucky!! まずい!!」といった表現が、可愛らしい赤ちゃんキャラクターによって、面白おかしく話されている内容です。
絵本を通じてまなんだ表現を、日常の中で子供が使うこと間違いなし。
毎日のご飯の時間が「Yummy!! Yummy!!」と英語に親しむ時間になるでしょう。
こんな感じに、英語を話していると認識させないまま、英語表現に小さい頃から自然と慣れさせていけるといいですよね。
登場する赤ちゃんキャラクターも、表情豊かで、1ページ1ページがとてもカラフル。
自然と子供も食いついてきてくれる1冊です。
仕掛け本で子供も大喜びの一冊
Dear Zoo フリップの檻をめくると動物が!!
動物園にペットが欲しいと手紙を送るものの、ライオンやキリンなど、ペットとして飼うには大きすぎたり・高すぎる動物が送られてくるという内容のお話。
仕掛け本になっており、動物園から送られてきた動物の入った檻がフリップになっていて、それをめくると中の動物が見えるという仕組みになっています。
動物の名前と、特徴を表す形容詞(big, tallなど)をセットで一緒に覚える事が出来ます。
また「檻の中には何がいるのかな?」と、ワクワクしながらフリップをめくる中で、子供の想像力を育てていくことも出来る一冊です。
The Very Hungry Catapillar 定番中の定番!一家に一冊は欲しい!
日本でも「はらぺこあおむし」でお馴染みの絵本です。
仕掛け本としては代表的な一冊で、小さかった青虫がたくさんの美味しそうな果物や葉っぱを食べながら成長して行くプロセスに、子供も釘付けです。
赤ちゃんや幼稚園生には、少し文字数が多い一冊かもしれないので注意です。
しかし、そのぶん月曜から日曜までの曜日表現も覚えられるなど語彙力を増やす効果も見込めます。
絵の作品としても芸術性が高く、子供が大きくなっても読まなくなっても、家のインテリアとしても機能する一冊です。
リズムに合わせて楽しく英語に慣れることができる一冊
Brown Bear, Brown Bear, What Do You see? キラキラ星のリズムで一緒に♪
きらきら星のメロディーに合わせて読み聞かせができる本です。
Youtubeなどに歌があるので是非参考にしてください。
歌の中で正しい英語の発音に触れ、歌を真似る中で正しい英語の発音を実践することができます。
内容としては、見開きに渡って一匹の動物が一方向を見ている絵が続きます。
ページをめくると、前のページの動物がいったい何の動物を見つめていたのかが分かるという内容です。
動物の英語の名前を自然と覚えられるだけでなく、「この動物はなにをみているのかな?」と、想像力も同時に育てることができる一冊です。
Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear? -子どもの想像力を掻き立てる-
こちらもメロディーに合わせて読み聞かせができる絵本です。
Youtubeで「Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear? Song」と検索すると出てくるので是非一度見てみて下さい。
内容としては、一つ前の「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」と似ています。
見開きに渡って一匹の動物が描かれており、他の動物の鳴き声を聞いているという内容です。
ページをめくるとその動物の姿が分かるというわけです。読み聞かせながら、動物の鳴き声を面白おかしく真似してあげると子供はもう大喜び。
同じような表現の繰り返しで「What do you hear ?」の疑問系のフレーズを覚える事が出来ます。
寝る前にベッドで読み聞かせてあげるのに最適な一冊
Good Night Gorilla 夜の動物園でゴリラ君とイタズラお散歩
夜の動物園が舞台のお話です。
警備員の男性が営業時間の終わりに動物園の動物一匹一匹を確認している背後で、イタズラ好きのゴリラ君がこっそりと動物の檻の鍵を外して行ってしまいます。
最後にはみんな仲良く檻に戻っておやすみをするのですが、「いったいこの後どうなってしまうんだろう?」と気になってしまう内容です。
可愛らしい表情の動物がたくさん出てきて、ワクワクドキドキ、子供のお気に入りの絵本になること間違いなし。
毎晩寝る前に、「お母さん読んで〜!」とおねだりしてくるでしょう。文字がほとんどなく絵がメインの展開なので、まだ言葉を覚えていない子供でも十分に楽しめます。
話の展開を気にならせ、想像力を膨らませてくれる一冊です。
お話の展開に合わせて、キリよく1日を終わらせて就寝につく気にさせてくれるでしょう。
Goodnight Moon 自然と眠りにつく魔法の絵本
自然と眠くなっていってしまうと評判の絵本。
子供がなかなか寝付けない時にオススメです。
シンプルな形容詞と単語の組み合わせで、英語の基本文法も覚える事が出来ます。
見開きいっぱいに描かれた濃い色合いの絵と、モノトーン調の絵の繰り返しの、不思議な世界観にすいこまれていってしまうような一冊です。
親子の愛情を深められる一冊
I Like It When 自然と笑顔になれる絵本
「I Like It When ~」というフレーズと一緒に、ペンギンの親子が嬉しい時の場面を次々と挙げていくという展開のお話です。
” I like it when you hug me tight ”
” I like it when we kiss good night ”
の場面では「いつもママが僕にしてくれている事だなあ」と、自分は愛されているんだなあと子供なりに思ってくれます。
絵も大きく、文字数も少なく、小さい子供でもお気に入りになる事間違いなしの一冊です。
Hug 子どもがハグをおねだりしてくる一冊
子ザルのBOBOは、色々な動物のお母さんと子どもがハグしている様子を見ています。
しかし、自分もハグして欲しそうに、寂しい表情を浮かべています。
そこに遂に、BOBOのお母さんがやってきてBOBOをギュッと抱きしめてあげます。
寂しそうな表情を浮かべているBOBOの元にお母さん猿が駆けつけていくれるシーンで多くの子どもが歓声をあげるようです。
絵本の動物たちと同じように、読み聞かせながらハグをしてあげると、子どもは必ず喜びますよ。
幼少期の、こうした何気ない愛情表現を大切にしていきたいですね。
英語の絵本を小さい頃からどんどん読んであげよう!
本屋や、ネットショップには沢山あって選べないですよね。
しかし、ここで紹介した10冊の中から選べば大丈夫でしょう。
まずは数冊購入して読み聞かせてあげて、
「ストーリーが単調すぎたかな?」
「ちょっと文字数が多すぎたかな?」
「どうやらこの子はお猿さんが好きそうだぞ?」
「どうやらこの子は仕掛け本が大好きかな?」
などど、子どもの反応を見ながら、気に入ってくれそうな絵本を探してみるといいでしょう。
読み聞かせの際の発音などを気にされる親御さんが多いですが、そこまで気にしなくても大丈夫です。
もし時間的な余裕があるのでしたら、Youtubeで「絵本名 + Song」で検索すると読み聞かせ動画が沢山あるので、参考になりますよ!
まとめ
以上いかがでしたでしょうか。
このサイトでは英語の絵本にとどまらず、
様々な観点からオススメの幼児向け英語教材のご紹介をしているほか、
子供の英語教育に関して、悩み別・時期別など英語教育ノウハウについても多数発信しております。
ご興味のある方は是非色々と見ていってくださいね♪